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藤沢型認定保育施設とは|湘南のプリスクール費用を下げる市独自制度

更新日: 2026.08.03

当サイト「神奈川プリスクールナビ」は、神奈川県内70園のプリスクールを一つひとつ公式サイトで確認して掲載しており、藤沢市内では辻堂・鵠沼海岸・藤沢駅周辺の7園を掲載しています。その実査の中で出会ったのが「藤沢型認定保育施設」という聞き慣れない制度です。実際に辻堂の園の公式サイトに「藤沢型認定保育施設C型」と明記されているのを確認し、市の公式情報にあたったところ、これは湘南エリアでプリスクールの費用を考えるうえで知っておくべき藤沢市独自の仕組みでした。この記事では、藤沢型認定保育施設の制度と補助金、そして市内プリスクールでの実際の適用例を解説します。

この記事の要約:藤沢型認定保育施設は、藤沢市が独自基準(開所時間・職員資格・面積・保育料上限など)で認可外保育施設を認定する制度で、基準によりA型・B型・C型に分かれます。認定施設に通う0〜2歳児は、市民税額に応じて月2,000〜15,000円の保育料補助を施設経由で受けられ、3〜5歳児は国の無償化(月37,000円まで)が適用されます。当サイト掲載園ではミリオングローバルキッズ(辻堂)がC型認定を公式サイトで明記しています。

藤沢型認定保育施設とは

藤沢市は、市内の私設保育施設(認可外保育施設)のうち、保育時間・保育環境・保育料などについて市が独自に設けた基準を満たす施設を「藤沢型認定保育施設」として認定しています(藤沢市公式サイト・2026年7月時点で確認)。認可保育園に入れなかった家庭や、最初から英語環境など認可外ならではの教育内容を選びたい家庭にとって、「認可外だが市が基準を確認し、補助も出す」中間的な受け皿といえる制度です。

A型・B型・C型の違い

認定は、満たす基準によって3つの区分に分かれます(市公表基準から主な違いを抜粋)。

項目 A型 B型 C型
定員 10人以上 規定なし 規定なし
開所時間 1日11時間以上 1日8時間以上 規定なし
有資格者の割合 常時4分の3以上 常時4分の3以上 常時2分の1以上
児童1人あたり面積 1.98㎡以上 1.98㎡以上 1.65㎡以上

注目したいのは、認定基準に基本保育料の上限(3歳未満児 月45,000円・3歳以上児 月41,000円)が含まれている点です。つまり藤沢型認定を受けている施設は、基本保育料そのものが一定水準以下に抑えられています(教育費・給食費など保育料以外の費目は別途かかります)。

保育料補助の仕組み:0〜2歳児は施設経由で軽減

藤沢型認定保育施設に通う児童のうち、年度初日時点で0〜2歳で、就労など保育を必要とする事由に該当し月64時間以上利用する場合、市民税額に応じた保育料補助の対象になります(藤沢市公式サイト・2026年7月時点)。

市民税(所得割額)の区分 補助額(月額)
非課税〜60,700円未満 15,000円
60,700円〜148,200円未満 10,000円
148,200円〜196,000円未満 5,000円
196,000円〜249,000円未満 2,000円
249,000円以上 対象外

この補助の特徴は、補助金が保護者ではなく施設に交付され、保護者は保育料の軽減という形で受け取ることです。保護者は必要書類を施設に提出し、市から施設への交付は年2回(前期4〜9月分は11月頃、後期10〜3月分は翌年度5月頃)に行われます。保護者への具体的な軽減の方法・時期は施設ごとの運用によるため、園に確認してください。

3〜5歳児は国の無償化が主役(月37,000円まで)

一方、3〜5歳児クラスには国の幼児教育・保育の無償化が適用され、認可外保育施設では月額37,000円までの利用料が無償化の対象です(保育の必要性の認定=施設等利用給付認定の申請が必要)。藤沢型の保育料補助は無償化の対象となる児童を対象外としており、「0〜2歳は藤沢型の市補助、3〜5歳は国の無償化」と年齢で主役が切り替わるのが藤沢の構造です。無償化対象の園は無償化対象の園一覧で確認できます。

実例:ミリオングローバルキッズ(辻堂)は藤沢型C型

当サイト掲載の藤沢7園のうち、藤沢型認定を公式サイトで確認できたのがミリオングローバルキッズ(辻堂)です。同園は藤沢型認定保育施設C型であることを公式サイトに明記し、「1〜2歳児クラスは市から保育料補助、3〜5歳児クラスは幼保無償化で月37,000円の保育料補助」という、まさに上で説明した年齢別の切り替え構造をそのまま案内しています。英語を基本に多言語・多文化に触れるバイリンガル保育の園で、1歳児クラスから年長まで受け入れ、スクールバスも2台運行しています(辻堂駅南口からバス約10分の辻堂西海岸エリア)。月額の基本保育料は41,000円(2025年度公式料金表。教育費・給食費等は別途)で、藤沢型認定の保育料上限(3歳以上 月41,000円)に収まる設定です。

藤沢の他のプリスクールはどうか

藤沢型認定は、市内すべての認可外プリスクールが受けているわけではありません。当サイトの実査では次のような状況でした。

つまり「藤沢型認定=0〜2歳児の市補助が使える園」は現状かなり限られており、0〜2歳のうちからプリスクールに通わせたい家庭ほど、藤沢型認定の有無が費用を分けることになります。補助が月15,000円の区分なら、単純計算で年180,000円の差になり得ます。

湘南エリアの通いやすさ

藤沢市のプリスクールは辻堂駅周辺への集積が目立ちます。ノービルキッズ湘南(北口徒歩5分・テラスモール湘南の駐車場利用可)とmush-ROOM(徒歩6分)は駅徒歩圏、ミリオングローバルキッズは南口からバス約10分の海側です。鵠沼エリアにはハーモニーインターナショナル(鵠沼海岸駅徒歩10分)、藤沢駅前には神奈川インターナショナルスクール藤沢があり、東海道線・小田急江ノ島線・江ノ電の3線で通えます。湘南台など内陸側から通う場合も、藤沢駅・辻堂駅を起点に考えるのが現実的です。藤沢市の園の一覧・比較は藤沢市のプリスクール一覧にまとめています。

よくある質問

藤沢型認定かどうかはどこで確認できますか?

藤沢市の公式サイトで私設保育施設(認可外保育施設)の一覧が公開されており、藤沢型認定保育施設の区分(A型・B型・C型)もそこで確認できます。園の公式サイトの表記とあわせて、市の一覧で現在の認定状況を確認するのが確実です。

C型は基準が緩いようですが大丈夫でしょうか?

C型はA型・B型より開所時間や有資格者割合の基準が緩やかな区分ですが、それでも県の指導監督基準に沿った運営に加えて、市独自の基準(有資格者2分の1以上・保育料上限・マニュアル整備など)を満たして認定されています。区分はあくまで基準の違いであり、教育内容の優劣ではありません。最終的には見学して確認するのがおすすめです。

3〜5歳児は藤沢型の補助と無償化を両方使えますか?

使えません。藤沢型の保育料補助は無償化の対象となる児童を対象外としており、3〜5歳児は国の無償化(月37,000円まで)が適用される設計です。

まとめ

藤沢型認定保育施設は、認可外プリスクールに「市の基準確認+保育料上限+0〜2歳児への補助」を組み合わせた藤沢市独自の制度です。3〜5歳児は国の無償化(月37,000円まで)が使えるため、費用面で差がつくのは0〜2歳児の時期。この時期から通わせるなら、藤沢型認定の有無(当サイト掲載園ではミリオングローバルキッズのC型が該当)をぜひ確認してください。湘南で「英語環境×費用の現実解」を探す家庭にとって、知っているかどうかで年間十数万円の差になり得る制度です。

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本記事の園情報は取材時点の公式情報に基づきます。制度の内容・料金は変更される場合があるため、最新情報は各園および各自治体の公式情報をご確認ください。