川崎市のプリスクール補助金|月2万円+無償化でいくら戻る?
当サイト「神奈川プリスクールナビ」は、神奈川県内70園のプリスクールを一つひとつ公式サイトで確認して掲載しており、川崎市内では武蔵小杉・元住吉・梶が谷・川崎駅周辺などの14園を掲載しています。実査していて気づいたのは、川崎市内の園の公式サイトには「幼児教育無償化対象+川崎認定保育園の保育料補助あり」のように、国の制度と市独自の制度を併記している園が複数あることです。ところが、この「川崎認定保育園の補助」でいくら戻るのか、どう申請するのかをまとめて解説した情報はほとんど見つかりません。この記事では、川崎市公式の情報で確認できた範囲に絞って、川崎市でプリスクール費用が「いくら戻るのか」を整理します。
この記事の要約:川崎市でプリスクール(多くは認可外保育施設)の費用を軽減する制度は主に3つ。①国の幼児教育・保育の無償化(3〜5歳児 月37,000円まで・要認定)、②川崎認定保育園等保育料補助金(0〜2歳児 月上限10,000〜20,000円・3歳以上児 月上限5,000円)、③幼稚園類似施設利用料等補助金(満3歳以上・月上限20,000円)です。②は園経由で書類を受け取り年1回申請、年2回に分けて保護者口座へ振り込まれます。
川崎市のプリスクール費用の実態
まず前提として、川崎市内のプリスクールの費用感を、公式料金表で実額を確認できた園の例で見てみます。
- キッズインターナショナル武蔵小杉:月謝はHalf Day週5日 82,700円・Full Day週5日 140,200円(2026年度公式料金表)
- ローラスインターナショナルスクール武蔵新城:キンダーガーテン月額 5時間コース97,000円・フルデイ135,000円(ほかに年間の教育サービス費等あり)
月8〜14万円という水準は、認可保育園と比べるとかなりの負担です。だからこそ「いくら戻るか」を入園前に把握しておくことが重要になります。
戻るお金は3系統ある
| 制度 | 対象 | 金額(月額) |
|---|---|---|
| ①国の幼児教育・保育の無償化 | 3〜5歳児(要・保育の必要性の認定)/0〜2歳児は住民税非課税世帯 | 37,000円まで/42,000円まで |
| ②川崎認定保育園等保育料補助金(市独自) | 川崎認定保育園の在籍児童(市内在住・保育を必要とする事由あり) | 0〜2歳児 上限20,000円または10,000円/3歳以上児 上限5,000円 |
| ③幼稚園類似施設利用料等補助金(市独自) | 国基準を満たす幼稚園類似施設を利用する満3歳以上の児童 | 上限20,000円 |
金額・条件はいずれも川崎市公式サイトで確認したものです(2026年7月時点。②は令和8年度の御案内に基づく)。
①国の無償化:3〜5歳児は月37,000円まで
プリスクールの多くは認可外保育施設のため、3〜5歳児は月額37,000円まで、0〜2歳児は住民税非課税世帯に限り月額42,000円までの利用料が無償化の対象です。川崎市では利用にあたって保育の必要性の認定(施設等利用給付認定)の申請が必要で、認可外保育施設の利用分については、いったん保育料を支払ってから請求する償還払い用の申請書類が市から案内されています。川崎市内の無償化対象園は無償化対象の園一覧から探せます。
②川崎認定保育園等保育料補助金:市独自の上乗せ
「川崎認定保育園」は、川崎市が独自基準で認定した認可外保育施設です。市はこの在籍児童の保護者に保育料補助を実施しており、幼児教育・保育の無償化が始まった後も「継続実施」と市公式サイトに明記されています。
補助額(令和8年度・川崎市公式)
- 0〜2歳児:市民税所得割相当額321,700円未満の世帯は月額上限20,000円、321,700円以上の世帯は月額上限10,000円
- 3歳以上児:所得にかかわらず月額上限5,000円
対象となる条件
- 保護者・児童とも川崎市内に在住していること
- 月64時間以上の就労を常態としている、妊娠・出産、疾病・障害、介護・看護、求職活動中など、保育を必要とする事由に該当すること
申請と受け取りの流れ
- 申請書類は通っている園から配布され、園の指定する方法(または郵送)で市へ提出します
- 申請は前期分・後期分あわせて年1回
- 補助金は年2回に分けて保護者の口座へ振込(前期分は11月後半〜12月末、後期分は4月後半〜5月末の予定)
実際に川崎市内のプリスクールでは、スリースターズ川崎(高津区)が「幼児教育無償化で最大月37,000円免除+川崎認定保育園の保育料補助金あり」と公式サイトに記載しているほか、ローラスインターナショナルスクール武蔵小杉と武蔵新城校も、川崎認定保育園として市の保育料補助制度が適用されることを公式に案内しています。スマイリーキッズ武蔵小杉やメロディー梶ケ谷のように、0歳児から受け入れる日英バイリンガルの川崎認定保育園もあります。
③幼稚園類似施設利用料等補助金:満3歳から月2万円
川崎市にはもう一つ、国の基準を満たした「幼稚園類似施設」の利用料に月額上限20,000円を補助する制度があります(川崎市公式サイトで確認)。対象は満3歳以上の子どもの利用料です。ただし対象施設には「幼児教育・保育の無償化の対象となる満3歳以上の子どもが、施設を利用する満3歳以上のおおむね半数を超えないこと」という要件があるため、無償化対象園として運営されている一般的なプリスクールは通常この制度の対象にはなりません。幼稚園に近い形態で無償化の枠外にある施設の受け皿という位置づけです。検討中の施設がどちらの枠組みに当たるかは、施設と市に直接確認してください。
実質負担のイメージ
川崎認定保育園でもある無償化対象園に3〜5歳児が通い、無償化給付(月37,000円)と市の補助(3歳以上児・月上限5,000円)の両方が適用された場合、例えば月額97,000円のコースなら実質負担は55,000円程度まで下がる計算になります。ただし、適用の可否や補助対象となる費目の範囲は、世帯の認定状況や園の区分によって変わります。必ず市の窓口と園の両方で確認してください。
企業主導型保育園は別枠
ミントリーフ川崎小田園(川崎区)のような企業主導型保育施設は、川崎認定保育園制度とは別の枠組みです。同園は公式に「3〜5歳児は一部無償化の対象」と記載していますが、補助の仕組みが上記とは異なるため、園に直接確認するのが確実です。企業主導型の園は企業主導型の園一覧にまとめています。
よくある質問
無償化と川崎認定保育園の補助は両方もらえますか?
川崎市は無償化開始後も保育料補助金を「継続実施」と公式に明記しており、補助額の表にも無償化対象年齢と重なる「3歳以上児 月額上限5,000円」の区分が設けられています。当サイト掲載園でも両制度を併記して案内する園が複数あります。ただし個別の適用には条件があるため、最終的には市へ確認してください。
川崎認定保育園かどうかはどこでわかりますか?
川崎市の公式サイトで川崎認定保育園の一覧が公表されています。園の公式サイトの表記とあわせて、市の一覧で確認するのが確実です。認可外の園全体は認可外保育の園一覧からも探せます。
横浜市在住でも川崎の園の補助は受けられますか?
川崎認定保育園等保育料補助金は「保護者及び児童が川崎市に在住」が要件です。市境の武蔵小杉・元住吉エリアは横浜市側から通う家庭もありますが、市独自補助は居住自治体の制度が基準になります。横浜市の制度は横浜市のプリスクール無償化の記事をご覧ください。
まとめ
川崎市のプリスクール費用は、①国の無償化(3〜5歳児 月37,000円まで)を土台に、②川崎認定保育園なら市独自の保育料補助(0〜2歳児 最大月20,000円・3歳以上児 月5,000円)が上乗せできる構造です。月8〜14万円という認可外の費用負担は、制度を正しく使えば確実に軽くなります。園選びの段階で「川崎認定保育園か」「無償化対象か」の2点を確認することが、川崎でのプリスクール選び・費用面の第一歩です。エリアから探すなら中原区(武蔵小杉・元住吉)・高津区(梶が谷・武蔵新城)・川崎区(川崎駅周辺)のページもご活用ください。
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本記事の園情報は取材時点の公式情報に基づきます。制度の内容・料金は変更される場合があるため、最新情報は各園および各自治体の公式情報をご確認ください。