神奈川のサマースクール26校|横浜・川崎・湘南の費用と日程
プリスクールを検討していると、「入園前に一度、実際の雰囲気を体験させたい」と思う場面が必ず来ます。見学会は園の説明を聞く場ですが、サマースクールは子ども自身が数日〜数週間その園で過ごす唯一の機会です。当サイトでは神奈川県内のプリスクール・英語保育施設70園を公式サイトで一つずつ確認しており、そのうち26校がサマースクール(サマープログラム・サマーキャンプ)を実施していることを確認しました。
この記事では、その26校を「日程が公開されている15校」と「要問い合わせの11校」に分けたうえで、費用の目安・対象年齢の落とし穴・宿泊型の選択肢まで、エリア別に整理します。
まず知っておきたい:プリスクール併設でも「小学生専用」のことがある
神奈川のサマースクールを調べていて最も注意が必要だと感じたのが、対象年齢です。プリスクール(幼児)を運営している園でも、サマースクールは小学生限定というケースがあります。園名で検索して申し込もうとして、対象学年で弾かれるパターンです。
- 小学生が対象:CGKインターナショナルスクール 関内校・同 馬車道校・コスモグローバルキッズは小学1〜6年生の英語学習経験者が対象。ローラスインターナショナルスクール武蔵小杉は6〜11歳(小学1〜5年生)、International Space SO-DAのサマーキャンプは小学生対象です
- 幼児から参加できる:さくらインターナショナルスクール横浜青葉(3〜5歳)、YBS横須賀バイリンガルスクール(年少〜年長)、コスモスインターナショナル鎌倉(2歳〜小学生)、ノービルキッズ湘南(2歳児〜小学3年生)、トゥリーハウスモンテッソーリ(3〜9歳)、スリースターズ川崎(4〜12歳)、キッズインターナショナル武蔵小杉(幼稚園生)など
サンモール・インターナショナルスクールのようにプリスクール(幼児)からグレード12まで幅広く受け入れる園もありますが、その場合もトイレトレーニング済み・英語の理解があることが参加条件として明記されています。「英語が初めてでも大丈夫か」は、園によって前提がかなり違うところです。
費用の目安:1日単位なら8,800円から、1週間なら4〜8万円台
公式サイトで費用まで公開している園は26校中6校でした。実際に確認できた金額は次のとおりです。参加日数の単位が園ごとに違うので、総額ではなく「1日あたり」に直して比べると判断しやすくなります。
| 園 | 単位 | 費用(公式記載) |
|---|---|---|
| CGK(関内・馬車道)/コスモグローバルキッズ | 1日 | 一般生 レギュラー日8,800円・遠足日13,200円(税込) |
| さくらインターナショナルスクール横浜青葉 | 4日 | ショート29,000円/ロング46,900円(別途登録料15,000円・保険代等) |
| Edu Blanc鎌倉大船 | 1ターム | フルデイ Term1 43,100円/Term2 52,700円(2週間通し88,000円) |
| コスモスインターナショナル鎌倉 | 1ターム(週) | 一般生53,500円・コスモス生48,500円(税込・諸経費7,200円込) |
| ローラスインターナショナルスクール武蔵小杉 | 1週間 | 外部生85,000円〜(税込・昼食・教材・遠足費込) |
| サンモール・インターナショナルスクール | 2〜3週間 | プリスクール 2週間125,000円・3週間145,000円(別途登録料15,000円〜) |
見落としやすいのが登録料です。さくら横浜青葉とサンモールはいずれも15,000円の登録料が別途かかります。逆にローラス武蔵小杉は昼食・教材・遠足費を含んだ料金設定で、単価は高く見えても追加費用が読みやすい構成になっています。
なお、サマースクールは在園していない子どもの単発参加であるため、幼児教育・保育の無償化の対象にはなりません。月謝の無償化については横浜市のプリスクール無償化|対象園リストと証明書交付施設の調べ方と川崎市のプリスクール補助金|月2万円+無償化でいくら戻る?で整理しています。
横浜市中区・西区・神奈川区(関内・馬車道・みなとみらい)
横浜市中区は県内で最もサマースクールが集中するエリアです。
- CGKインターナショナルスクール 関内校/馬車道校/コスモグローバルキッズ:7月17日〜8月26日の計25日間。科学実験、ドリームハウス設計、八景島シーパラダイスへの遠足など、PBL(課題解決型学習)ベースの探究型プログラムを英語で実施。1日単位で選べる単発参加制で、申込は公式LINE・前営業日17時締切。3校とも同内容の案内が出ています
- サンモール・インターナショナルスクール:6月15日〜7月3日と県内で最も早い開催。月〜金8:30〜15:00、スポーツ・アート・工芸・テクノロジー・料理など。15:00〜18:00の延長保育あり
- American Kids International School(神奈川区・みなとみらいポートサイド校):7月13日〜8月28日の6週間。1日6時間(アフタースクール込みで最大8時間)、午前はワークブック・語彙・文法、午後は室内外アクティビティ。8月3〜7日は特別週「August Adventure」
- Horizon Japan International School(神奈川区):6月22日〜7月10日。幼稚園〜5年生はSTEAM学習、6〜8年生はスポーツ、9〜12年生は北海道での4泊5日キャンプと学年で内容が分かれます
- Monarchインターナショナルスクール(西区・みなとみらい):7月21日〜31日。対象年齢・費用は公式未掲載のため要問い合わせ
- トゥリーハウスモンテッソーリ(中区):3〜9歳対象、プール遊び・料理・工作など毎週テーマを設定。2026年の日程・費用は要問い合わせ
- キンダーキッズインターナショナルスクール 横浜校(西区)・YOKOHAMA SAI(中区)・横浜クリスチャンスクール(中区):開催は案内されているものの、日程・費用の詳細は公式サイト未掲載で要問い合わせ
横浜市青葉区・都筑区(たまプラーザ・センター北/南)
田園都市線・グリーンライン沿線は園の集積地ですが、サマースクールの実施は中区ほど多くありません。
- さくらインターナショナルスクール横浜青葉(市が尾):7月21日〜8月28日、3〜5歳対象。ショートコース10:00〜14:00/ロングコース8:00〜18:00で、4日間〜24日間から参加日数を自由に選べるのが特徴。土日祝と夏季休暇(8/10〜14)は休みで、最終日8月28日にサマーパーティー。1クラス約20名
- International Space SO-DA(都筑区):7月21日〜24日の3泊4日、野島公園青少年センターでのオールイングリッシュ英語サマーキャンプ。2泊のみの参加も可。最大50名予定で、公式LINEから先着順
- タイニーハッピーガーデン(桜台)(青葉区):週替わりテーマで科学実験やレクリエーションを英語で。2026年の日程・費用は要問い合わせ
沿線での園の探し方は田園都市線のプリスクールマップ|たまプラーザ〜青葉台を沿線で比較にまとめています。
川崎市(武蔵小杉・高津)
- ローラスインターナショナルスクール武蔵小杉:7月6日〜8月21日の全7週間、6〜11歳対象の探究型STEAMプログラム。「料理の科学」「探検家の航海」「エスケープルーム・ラボ」など毎週異なるテーマを全て英語で行い、毎週フィールドトリップを実施。1週間あたり外部生85,000円〜(昼食・教材・遠足費込)
- スリースターズ川崎(高津区):8月24日〜28日の4泊5日サマーキャンプを葉山・鎌倉で開催。4〜12歳対象で、カヤック、シュノーケリング、3Dプリンティング、茶道、禅の瞑想、流しそうめん、花火など「日本の夏」を英語で体験する構成。成田空港からの送迎対応あり、先着順
- キッズインターナショナル武蔵小杉:幼稚園生向けの夏休み限定プログラム「2026 Summer Break Special Program」。日程・費用は公式未掲載で要問い合わせ
- WORLD KIDS Kindergarten/WORLD KIDS Creative English(中原区):完全英語イマージョンのサマースクールを、プリスクール・キンダーガーテン・エレメンタリーの3区分で募集。詳細は要問い合わせ
武蔵小杉エリアの園そのものの比較は武蔵小杉のプリスクール比較|月謝の実態と園選びをご覧ください。
藤沢・鎌倉(湘南)
- コスモスインターナショナル鎌倉:7月20日〜8月28日を5ターム制(7/20-24、7/27-31、8/3-7、8/17-21、8/24-28)で開催。2歳〜小学生対象、9:00〜14:50、各週3日以上の参加が条件。テーマは「Passport to Adventure」で建造物作り・地図学習・動物研究・ダンス・野外体験など。一般生53,500円
- Edu Blanc鎌倉大船:7月21日〜24日(Term1)と7月27日〜31日(Term2)の2期制。園児・小学生対象のキャンプをテーマにした英語イマージョン型で、外部生も参加可。フルデイはTerm1が43,100円、Term2が52,700円、2週間通しで88,000円
- ノービルキッズ湘南(藤沢市):7月20日〜8月31日と県内で最も期間が長いサマープログラム。2歳児(2023年4月〜2024年3月生まれ)から小学3年生まで。席数に限りあり
- 神奈川インターナショナルスクール藤沢:例年7月下旬〜8月にSummer Coursesを開催。キンダー・小学生対象、9:00〜14:00でクラフト・歌・フォニックス・文法・読み書きなど。2026年の日程・費用は要問い合わせ
- ハーモニーインターナショナル(鵠沼海岸):2026年の期間限定サマースクールを開催しているものの、2026年7月時点で全ての回が満席
- mush-ROOM(辻堂):例年夏にSummer Schoolを開催(直近は2025年に実施)。2026年の詳細は未告知で要問い合わせ
横須賀
YBS横須賀バイリンガルスクールは、7月20日〜8月21日の9:00〜14:00で年少〜年長対象の「はじめてのインターナショナルな夏」を開催。朝のサークルタイム、バルコニーでのエクササイズ、アートタイムなどを通じて英語と日本語の両方に親しむ構成です。参加には事前オリエンテーションへの参加が必須で、参加枠にも限りがあります。
横須賀はYIPK(横須賀インターナショナルプリスクール)も見学・体験会を随時受け付けており、米海軍基地の街ならではの英語環境があります。詳しくは横須賀の英語保育環境|YBS(0-18歳一貫)とプリスクールをご覧ください。
申込のタイミング:夏を待ってからでは遅い
26校を調べて痛感したのは、締切が想像よりずっと早いことです。実際に確認できた申込条件を並べると次のようになります。
- 春〜初夏に締め切るもの:コスモスインターナショナル鎌倉は申込締切7月3日。サンモールは開催自体が6月15日開始です
- 先着順で埋まるもの:スリースターズ川崎とInternational Space SO-DAは先着順・定員制。ハーモニーインターナショナル(鵠沼海岸)は7月時点で全回満席になっていました
- 直前まで申し込めるもの:CGK系の1日単位プログラムは前営業日17時まで公式LINEで受付。予定が読みにくい家庭には使いやすい形式です
- 事前手続きが必要なもの:YBS横須賀は事前オリエンテーションへの参加が必須です
つまり、翌年の夏を狙うなら年明け〜春のうちに候補園の告知チャネルを押さえておくのが現実的です。園によって告知先が公式サイト・公式LINE・Instagram・ブログ・メールとばらばらなので、気になる園は早めに問い合わせ先を確認しておくことをおすすめします。
サマースクールを「園選び」に使う
サマースクールは費用が数万円かかりますが、月謝を1年払い続けてから合わないと気づくコストに比べれば、はるかに小さい投資です。特に次の点は、パンフレットや見学では分からず、実際に数日通わせて初めて見えてきます。
- 子どもがオールイングリッシュの環境で消耗しないか(英語100%の園一覧で該当園を確認できます)
- 先生と子どもの相性、クラスの人数と落ち着き
- 実際の通園時間と、朝夕の送り迎えが日常として回るか
サマースクールを実施していない園でも、体験会・見学会・入園説明会を随時受け付けている園は多くあります。園を選ぶ際の判断軸そのものは「プリスクールは後悔する」は本当か|神奈川で後悔しない選び方で、卒園後の進路についてはプリスクール卒園後どうする?横浜・神奈川の受け皿と一貫パスで整理しています。
本記事の日程・費用・対象年齢は、各園の公式サイト・募集要項をもとに整理したもので、取材時点の公式情報に基づきます。定員や開催内容は変更されることがあるため、申込前に必ず各園の最新の案内をご確認ください。